・GUNPLA EVOLUTION PROJECTの下で発売されたHGUCのZガンダムです。旧キットと比較すると、肩・腹部に関節が追加されて稼働範囲が広がりポージングの幅が広がるとともに、プロポーションも良くなっています。大変よくできたプラモだと思います。
・全体的にはとても満足なのですが、あえて不満な点を挙げるとすれば、①肩の引き出しが売りなのに、それを支えるパーツが薄すぎて弱いこと、②せっかくロングビームサーベルがあるのに、それを支える平手がつかないこと(平手を作らないと、、、と思っていて忘れていました・・・)、③ウェイブライダーの赤色がシール多用であること、ですね。特に肩の引き出し機構はちょっと問題で、肩を上に動かそうとするとそれにつられてパーツが折れ曲がってしまいます。繊細に扱えば問題ものの、もう少し強度を持たせて欲しかったと思います。
・今回の主な改修ポイントは、①素組では首がうまく回らないので、首を延長するとともに、面長な顔を少し削って小顔に修正、②腰回りのディーテル強化(フロントアーマーにプラパンでパネルラインを追加し、リアアーマーにスジボリを追加)、③ウェイブライダーの肉抜き穴のプラ板修正です。
<旧キットとの比較>
・旧キットで気になっていた肩の形状とシールドの形状(シールドがめちゃ薄い)が大幅に改善されているほか、足のオレンジイエローのパーツの別パーツ化が進んでいる点など、稼働範囲以外も色々改善されています。
<製作日記>
↓そのままだと首が襟に引っかかり動かないので、フェイスの下の部分を削りました。
↓ハイパーメガランチャーと脚部パーツは後ハメができるように修正(赤枠部分が修正後)。
↓ウェイブライダーの肉抜き穴をプラパンを使って埋めています。
↓情報量が少し少ないと思ったフロントアーマーとつま先にはプラパンを使ってディテールを追加しつつ、リアアーマーにはスジボリを追加しています。